2013年入社 デイサービス 介護職・生活相談員
今までを振り返って
市外からの転居に伴い、恵光会に入社しました。その頃の私は20代でした。
デイサービスは朝夕の送迎があり、慣れない道路を覚え、仕事を覚え…と毎日が必死だったと思います。その後、結婚と出産を経験しました。1年の育児休暇が明け、デイサービスに復帰。働きながら介護福祉士の国家試験に挑戦し、見事に合格することができました。
当時を振り返ると、育児をしながら仕事をして、家事が終わった後に試験勉強をすることはとてもハードでした。でも、乗り越えられたのは上司や同僚に子供を持つ女性が多かったことが大きかったように思います。先輩方もこうやって乗り越えてきたんだ…と、他者に対する想像力が深まった気がします。急な子供の体調不良で早退しなくてはならない時でも、快く送り出してくれる先輩や同僚に感謝しています。今でも子育て中の職員が多く、休みの調整などはお互い協力しながら仕事ができています。
介護は決して一方通行ではない
仕事をしている中でうまくいかないことや壁にぶつかることもあります。私が元気がないと感じるのでしょうか。利用者さんから、「いつもありがとうね」「大丈夫?」と声をかけてもらうことがあります。孫のような年だからなのか、みなさん気にかけてくれることが嬉しいですね。
介護というと、ご利用者に私たちがサービスを提供するものと思われがちですが、私たち介護職が元気付けられることもあります。一歩通行ではないのだと痛感します。