桜の開花予報が出ました。例年より早まりそうです。花を長く楽しめると良いですね。
 
 3月9日は、WBC野球が始まりました。ワクワク楽しみにしていた人もいれば、「家族で誰も観てない。」「お父さんが観ていた。」等、身近な人の反応は様々です。普段の野球は興味なくても、特別なチームなので俄かファンは多い事でしょう。
 3月10日、私が担当のご家族に書類承認の日付やサインを書いていただいている時に、80歳のご家族が「ああ今日は、東京大空襲の日だ。」と言っていました。後で調べてみますと昭和20年3月10日の未明、東京の下町中心に特別大きな空襲や火災の被害があった日で、小説やドラマにもしばしば出てきています。大火事で焼け野原になり、一晩で10万人以上の人が亡くなったそうです。78年前、終戦の5ヶ月前のことです。
担当していた高齢者の方で「生まれは東京。疎開で親戚を頼ってこっちに来た。」とか「震災で家がなくなって、家族で来た。」と言う方も結構いました。
 3月11日東日本大震災 あれから12年になります。それぞれの人がそれぞれの思いを巡らしていることでしょう。先日テレビの報道で、行方不明のままの人、ずっと避難先での生活が続いている方々もまだ大勢いると言っていました。津波や原発の被害に遭われた方々は、そうなんだろうなあと改めて思いました。
 
在宅のケアマネジャーも、災害発生時に自宅で生活している方を対象に、行政や地域と連携(安否確認や特別な手助けが必要な人達の)できるようにリストを抽出し対策をまとめています。何でもない時に備えることが必要ですね。